次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違い

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違い

 

2つの違いは3つあります。1つずつ解説していきます。

①pH(ペーハー)が異なる

前章でもちらっと触れましたが、次亜塩素酸水は弱酸性ですが、次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリです。

お肌が弱酸性というのは有名なお話ですが、次亜塩素酸水はお肌と近しいpHなので、皮膚へのダメージは少なく済みます。

アルカリ性のものを触って手がヌルヌルするのは皮膚へのダメージで皮膚が溶けているのが原因です。次亜塩素酸ナトリウムでもこのような現象になりますので、皮膚への塗布は厳禁です。

 

②使用方法が異なる

次亜塩素酸水はそのまま使用するものですが、次亜塩素酸ナトリウムは薄めて使うのが一般的です。

③殺菌成分の形態が異なる

次亜塩素酸水に含まれる遊離塩素は不安定なHClOの形で含まれています。そのため、低濃度でも殺菌効果を発揮しますが、有機物に触れるとすぐに分解されてしまうので、調理器具や医療器具の殺菌を行う際には、次亜塩素酸水が大量に必要になります。手に塗布する際も、左手に塗布した次亜塩素酸水を右手にもいきわたらせるころには、分解されてしまっていますので、直に大量の次亜塩素酸水を塗布する必要があります。

次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、アルカリ性のため遊離塩素が安定したClO-の形で多く含まれています。安定しているため、殺菌効果を出すのに次亜塩素酸水と比べ高い濃度が必要になります。一方で安定していることによって、殺菌効果の持続力があるため、拭き掃除などでの殺菌に使用されます。

引用:https://www.sankyo-chem.com/wpsankyo/3110