次亜塩素酸水は新型コロナに有効なのか?Ⅱ

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違い

次に、国立病院機構相模原病院臨床研究センターの客員研究員である川上裕司氏が登壇し、次亜塩素酸水の詳細な説明を行いました。川上氏によると、「次亜塩素酸水と混同されがちな次亜塩素酸ナトリウムは多量の苛性ソーダを含み、皮膚のタンパク質を溶かし、吸引すると口腔内・鼻腔内が炎症を起こします。不安定で多量の有害塩素ガスを発生しやすく、アルカリ性なので金属も腐食させます。口に入れると非常に危険。それに対して次亜塩素酸水はpH4.5-7くらいの弱酸性で、細菌や真菌にたいして水素と酸素で攻撃後、水と酸素と水素に分解されるので安全です」と説明します。

↑相模原病院臨床研究センター客員研究員の川上裕司氏(次亜塩素酸化学工業会のオブザーバー)

 

↑次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性。次亜塩素酸水は弱酸性

 

↑次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは化学式が異なる

 

水素イオンの攻撃反応は酸素の50〜80倍強く、次亜塩素酸水は低い濃度でも高い殺菌能力を発揮する安全な薬剤だと主張します。このため、消毒用エタノールが効かないノロウイルスなど、幅広いウイルスに効果を発揮すると説きます。

 

「中国広東省のレストランで発生した新型コロナウイルスは、エアコンが起こす気流によって飛沫感染が広がったのではないかと見方もあります。常時、安全な濃度で気化した次亜塩素酸水が室内中に存在することで、こうしたエアロゾル感染リスクを低減すると期待されています」(川上氏)。

 

実際に次亜塩素酸水の連続空間噴霧を実施している高齢者向け施設では、インフルエンザの罹患者数がゼロを更新しているとのこと。今後。川上氏を含む工業会メンバーでこうした実使用試験の数値化や、実験ブースでの効果喧騒データを蓄積し、さらなる研究開発を進めていく考えです。

↑次亜塩素酸水は新型コロナウイルスほかウイルス性腸炎や夏風邪にも効果があると考えます

 

↑次亜塩素酸水を連続空間噴霧している老人施設ではインフルエンザが発生していないという報告も紹介された

出典:https://getnavi.jp/homeappliances/526073/2/